文献の詳細
論文の言語 | 日本語 |
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著者 | 酒井 恵, 内田 誠一, 岩村 雅一, 大町 真一郎, 黄瀬 浩一 |
論文名 | 変量と不変量を用いた文書画像の事例ベース傾き補正 |
論文誌名 | 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2007)論文集 |
発表番号 | IS-4-01 |
ページ | pp.1147-1152 |
査読の有無 | 無 |
年月 | 2007年7月 |
要約 | ある特定の幾何変形に対する「変量」と「不変量」のみを利用することで変形量を推定する方法を提案す る.特定の幾何変形としてスキューすなわち回転を例に取り説明する.まずあらかじめ様々な文字フォントを回転さ せながら回転変量(例えば,文字の外接矩形の面積)の変化を測定し,これを回転不変量(例えば,文字凸包内の黒 画素と白画素の面積)と共に事例として記憶しておく.そして補正したい画像の各連結成分(多くは単文字に相当) から算出した回転不変量により事例を呼び出し,同じく算出した回転変量から文字の回転角を得る.推定された回転 角により投票を行い,最も投票結果の多いものを推定結果とする.本手法には,文字が直線的な部分形状と並びを持 つという,従来一般に利用されてきた仮定が不要になる.文書画像55 サンプルを用いて,簡単な傾き推定実験を行っ たところ,45 サンプルにおいて誤差1 度以下,54 サンプルにおいて誤差2 度以下という精度を得た. |
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