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文献の詳細

論文の言語 日本語
著者 岩村 雅一,内田 誠一,大町 真一郎,黄瀬 浩一
論文名 認識が与える情報量—認識率100%まであと何ビット?—
論文誌名 電子情報通信学会技術研究報告
Vol. 104
No. PRMU-742
発表番号 PRMU2004-237
ページ pp.35-40
査読の有無
年月 2005年3月
要約 パターン認識の究極の目標は認識率100%の達成であるが,誤認識が全く起こらない識別器の設計は容易ではない.本報告では認識誤りを補うために正解クラスに関する情報(付加情報)をパターンとは別に用意し,パターンと付加情報を識別器に同時に与えることで認識率100%かつリジェクト率0%を達成する方式を提案する.実験の結果,印刷文字ではオープン実験で4ビット,クローズ実験で1ビットの情報の付加で達成できることが示された.このような情報量は認識率や認識後に残る不確かさとは別の性質を持ち,識別器の新たな評価基準となり得る.
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