文献の詳細
論文の言語 | 日本語 |
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著者 | 梅本 敏孝,黄瀬 浩一 |
論文名 | SIFT における特徴点候補検出の複素一次系による高速化 |
論文誌名 | 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2008)論文集 |
発表番号 | IS2-15 |
ページ | pp.682-687 |
査読の有無 | 無 |
年月 | 2008年7月 |
要約 | SIFT などの局所記述子の最近傍探索によって物体認識を行う場合には,画像から特徴量を抽出するのに必要な処理コストを最小化することが重要である.その特徴量を抽出する処理は,スケールとキーポイント検出,キーポイントのローカライズ,オリエンテーションの算出と特徴量の記述から構成されている.本論文では,これらの処理の中でスケールとキーポイント検出に必要な処理コストを削減する方法を提案する.具体的には,スケールを検索するための画像は,入力画像データとガウス関数の畳み込みによって作られる.そこで,その処理に必要な乗算回数 を青島によって提案された複素1次系を用いることで削減する.処理時間の計測とANN を用いた画像検索実験から,提案した方法は認識率でガウス関数を用いた畳み込みを用いた場合と同程度の認識率を得ることができた.さらに,計算時間は3分の1 となった. |
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