文献の詳細
論文の言語 | 日本語 |
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著者 | 工藤 力,黄瀬 浩一 |
論文名 | カメラペンシステムにおけるup・down判定と筆跡位置修正の有効性評価 |
論文誌名 | 電子情報通信学会技術研究報告 |
Vol. | 112 |
No. | 495 |
発表番号 | PRMU2012-206 |
ページ | pp.151-156 |
発表場所 | 東京都調布市 |
査読の有無 | 無 |
発表の種類 | 口頭発表 |
年月 | 2013年3月 |
要約 | カメラペンシステムとは,小型カメラを取り付けたペンを使用して印刷文書への筆跡をデジタルデータと して復元するシステムである.このシステムは,筆跡を求める処理と,その筆跡の文書上の位置を求める処理から成 り立っており,前者には筆跡形状復元法,後者は文書画像検索法を用いる.文書画像検索を用いて,撮影画像からデー タベースに登録した文書を検索し,筆跡形状復元法を用いて求めた筆跡を文書上に記録することができる.本稿では, このカメラペンシステムに対し,up・down 判定法と筆跡位置修正を行う手法を加えることを提案する.up・down 判定法を加えることにより,多画数の手書きに対して筆跡を復元することができる.また,筆跡位置修正を行うことにより,ペン先の開始点がずれることから生じる問題を解消することができる.これらの手法の有効性を調べるために, 多画数の筆記を行い,筆跡位置修正の有無による誤差の違いを調べる比較実験を行った.比較実験の結果から,これ らの手法は,カメラペンシステムに対して有効であることがわかった. |
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